日向灘太郎です(^^♪
宮崎県内のおいしいお店を訪ね、早や6年。
正確に数えた覚えはありませんが、
少なくとも500件以上、県内各地のお店を訪ね走行距離100000キロ突破 (^^)
こんなわたくし実は食レポを始めるまでは、ナイフとフォークの料理店さんとは一生ご縁はないものと思っておりました(笑)
食レポが自分を変えてくれました。
おいしいに国境はないよう、
すべてのおいしいはフェアであるをモットーに、
和・洋・中の垣根を取っ払い食べ歩いてます。
今回は、過去に訪れ思い出に残っている、宮崎県日向市細島港の「こだま」さんをご紹介いたします。
小さな食堂 こだま
こだま さんは、細島港魚市場すぐ近くの小さな食堂です。
魚市場から岬に向かうちょっと先に食堂の看板。
正面には漁船が繋留(けいりゅう)され雰囲気が最高の場所。
鳥羽一郎の兄弟船でも流れたりしたら、もうバッチリなロケーションです♪
兄弟船は、沖の荒波で漁をする兄弟の絆を歌い上げた演歌。
そこでこの場に立った瞬間、耳には聞こえない兄弟船のBGMが流れ始めました。
いざ、入店!
お店の入り口をよく見ると「海産物の販売」とも書かれています。
大きく「めし」と書かれた群青色の暖簾。
なんともいい味がでています。
暖簾をかき分け、中へ入ると四畳半ふたつ程の小さな店内。
店の中を眺めているうちに、いろんな思いがこみ上げてきました。
この狭い畳の間で仮眠を取ったりするのだろうか。
そして、
店の前には漁船があり、なんの迷いも起こさず荒れた海に向かうのだろう。
「1回の漁が家族を養う糧である。」
そんな漁師さんのプレッシャーを想像します。
日向灘太郎の食レポ
感慨冷めやらぬところ、店の主のお母さんが登場。
にこやかに出迎えてくれて、日向灘の荒波が満月の凪ぎへ。
「さっきのお客さん、福岡から来ていて鯛茶漬がおいしいおいしいと言ってましたよ」
と言うことで、鯛茶漬 です。
鯛茶漬
茶漬けの出汁は、昆布と飛魚(あご)を使用。
「魚の白和えはおいしい」と、店主おすすめの料理。
ムニエルはバターの風味と、
脂がのった鰆の濃厚な美味しさ、鯛茶漬との兼ね合いがバッチリです。
漁港で味わう、本場の漁師めしです。
こだま へのアクセス
住所
宮崎県日向市細島997
まとめ
日向市細島港の「こだま」さんをご紹介しました。
余計な肩書きの要らぬ漁師さんが船の上で味わう役得。
獲れたての魚を茶漬けで味わう姿が目に浮かびます。
それを支える女房の温もりある手料理。
兄弟のみならず、家族の絆を感じる食レポでした。
その後こちらのお店には訪れておりませんので、訪れる際はご確認のほどを。
そして・・・
クルマで行かれるときは鳥羽一郎の兄弟船をBGMにおすすめします(^^♪
※新型コロナウイルスの影響で、一時的に営業日や営業時間が変更になっている場合があります。
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ADDRESS | 宮崎県日向市細島997 |
TEL | 0982-52-4915 |